ご挨拶

「第40回水疱症研究会」を大阪市立大学大学院医学研究科皮膚病態学教室が担当させていただくこととなりました。

本研究会の会期は2019年1月11日(金)-12日(土)の２日間と致しております。場所は、大阪市立大学大学院医学研究科中講義室と致しております。1月13日(日)には引き続いて、第9回日本皮膚科心身医学会を同会場にて開催致します。

本研究会は、「水疱症」を対象とする長い伝統を持つ研究会です。遺伝性水疱症と自己免疫性水疱症の臨床研究、基礎研究、臨床症例報告を行う研究会となっております。いずれの水疱症においても、この10-20年間で病態解明、治療法について進展が認められました。本研究会が世界をリードしてこれらの発展に寄与してきたことが知られております。本年も変わらず、ホットな議論が展開することを確信し、今から期待で胸が膨らんでおります。

近年、国策もあり、臨床研究、実用化研究への貢献を医学界では求められています。しかしながら、数年-10年後にそれらを実現するためには、基礎研究の充実が当然求められます。本研究会でも、基礎研究の最新の話題がまだまだ提供されると思っています。

冬でいささか寒い季節ではありますが、大阪のこの地で、熱いディスカッションを期待致しております。

多くの先生方の参加を期待致しております。

第40回水疱症研究会
会頭　鶴田 大輔
大阪市立大学大学院医学研究科皮膚病態学 教授